2016年 8月 13日 理科が大得意になる方法~科学は人類から生まれた~
皆さんこんにちは!担任助手の高橋賢です。今年は台風が少ないですね。9月になって大型台風ばかりにならないといいのですが…
さて、今日はタイトルの通り「理科が大得意になる方法」をお話ししたいと思います。
理系のみなさん、理科は好きですか?
好きだけどなかなか得点できない人、嫌いでなかなか勉強出来ない人へ、今日は理科の考えを変えるような話をしましょう。
例えば、物理の話をしましょう。 昔、ニュートンがリンゴを落ちて重力を閃いた話は有名ですね。
物理は、いきなり生まれたわけではなく、誰かが「どうしてリンゴは落ちるんだろう?」「どうして電気が流れるんだろう?」など、日常生活・自然現象において「なぜ」を追求するために生まれたものです。
高校の物理が苦手な人は「公式が覚えられない…」「なんでこの式になるかが分からない…」と感じると思いますが、物理は思っているよりもずっと簡単です。
つまり、物理は数学を計算するための学問ではなく、自然現象を説明するための学問です。という事は物理に現れる数式は「当たり前」のことを示しているだけなのです。
「物体の自然な状態は静止または等速直線運動」「摩擦は運動エネルギーを奪う」「誘導起電力が生じる」。そういった問題は物理(詳しく言えば、古典物理学)では「物体として当たり前の振る舞い」をしているだけで、それをただ数式に表しているだけなのです。
だからこそ、数式で覚えるのではなく、現象として捉えることで物理の数式・問題はぐっと簡単になります。
現象の理解は、物理に対しての感覚を変えるだけではありません。センター試験を始めとした入試問題の本質は、現象を解くことにあるので、減少を理解していれば即答できる問題もかなりあるのです。
それは、物理だけでなく、化学でも生物でも変わりはありません。科学の本質は、現象の理解です。
だからこそあえて言いましょう。センター理科は、満点を取れる科目です。これを覚えておいてください。
まとめますと、
科学は数式で覚えるのではなく、現象を理解(なぜその数式が成り立つのか?)を徹底して考えることでどんな問題にも対応することが出来る
ということです。これを実現できるように、時間をかけて理科を学習してみて下さい。