2018年 2月 2日 大学受験で学んだこと 高橋ver.【東進HS町田校】
皆さんこんにちは!町田校担任助手4年の高橋賢です。
僕は今東京工業大学に通っています。
今年の冬は記録的な積雪があったりと本格的な冬空が続きますね…
東工大は敷地が広く傾斜面も多いので、雪が降ると「大岡山ゲレンデ場」が開設されます。初級コースから上級コース、大井町線リフトなんかも名物です。
是非気になる人は調べてみてくださいね!笑
さて、今日は前回の話題に引き続き「大学受験で学んだこと」をお話ししたいと思います。
清水先生は大学受験に真剣に向き合うことで努力のハードルが上がることを、結貴先生は実現性の高い計画力について、遠藤先生は周りへの感謝や夢についても語ってくれました。
どれも良いブログなのでぜひご覧くださいね。
そこで今日は私がいつも生徒に教えている
「ポジティブになり成績も上がる方法」
を特別に伝授したいと思います!
なんと担当生徒からの満足率100%!とっても気になりますよね?
これを見れば今日からあなたの生活も変わるかもしれません。
意外と知られていない2つの「努力」
皆さん、自分よりとてつもなく頑張っていたり成果を収めている人を見ると「努力家だなあ」「自分もあんなに頑張れればいいのに」と思ったことはありませんか?
実は、今あなたがそう見えてる人は「努力していない」かもしれません。
禅問答ではありませんよ!笑
実は、努力は2種類あります。1つは「初めての努力」、もう一つは「習慣化された努力」です。
あなたが何か新しいことを始めたい、と思い立った時には、情報収集・計画・行動の意識的継続など様々な「努力」があります。
これには相当な集中力や労力が必要です。3日坊主で挫折した経験がある人もいるのではないでしょうか…
これが「初めての努力」です。自分が何か新しいこと、慣れていないことを始めた時やレベルアップしようと高い目標を設けて臨む時の努力です。
一方で、歯磨きや洗顔を「努力」だと思う人はどれだけいるでしょうか。やるのが当たり前すぎてやらないのが気持ち悪い…
ですが、先人たちはこの習慣はもともと持っていませんでした。(歯磨きする動物がいたら、話題になりそうですね笑)
歯磨きした方が虫歯ができず健康にいられる。そういった思いから「初めての努力」を乗り越えて「習慣化された努力」に進化しました。
これは勉強でも同じです。毎日英単語や問題集を決めた数だけやり切る、これはやっていない人から見たら相当な努力かもしれません。でも、習慣化した人からすると、大した努力ではないのです。
努力家だ、と言われる人ほど「自分が一番頑張っているとは思わない」と言う場面がありますが、これは謙遜だけでなく本当にそう思ってるのです。
そして、こういった努力を習慣化することで、新しいことに「初めての努力」の集中力やパワーをかけられる。
今している努力を一つずつ習慣化していくことが、次の努力につながるのです。「急がば回れ」的な発想ですね。
集中力に関わる脳科学の話
さて、皆さんは普段どんな勉強法をしていますか?もちろんベストな方法は人それぞれ、自分に合った勉強法をするのが一番です。
ですが、寝る間を惜しんだり極端な夜型生活は、どの人にとっても良いとは言えません。
人間の本能的な習慣には逆らえるものではありませんので、逆に脳の仕組みを知り活用することで、自分の勉強法を何倍に効果的にすることができます。
ごく自然なことですが、集中力は朝がピークで、時間が経つのと共に必ずすり減っていきます。
これを勉強法に適用すると、朝は自分が今まで分からなかったような頭の使う問題やより強い集中力が必要な勉強、つまり「初めての努力」が必要となる勉強をしましょう。
対して、夜になればなるほど集中できる時間や度合いは低下します。なので、夜は「習慣化された努力」をすると効率的です。
「朝活」というのはいかに大切かが分かりますね!人の体の仕組みを利用することで、今よりもっと勉強が捗るようになりますよ。
1日の知識を定着させ、翌日もポジティブに過ごす方法
さて、いよいよ本題ですね。
ポジティブシンキング、前向きになろう、くよくよしてもしょうがない…
よく言われる言葉ですが、じゃあ実際どうすればいいのでしょう?
それは
1日の最後に、今日やったことと自分の成長を振り返る
ということです。
夜は、集中力が低下する代わりに、夜考えたこと・覚えたことは睡眠中の記憶整理の際に定着しやすい、という利点があります。
なので、実は復習をするなら夜なんです。1日の最後は「今日という日の復習」をしましょう。
1日で何をどれくらいやったか、どんな問題をどの解法で解いたのか、そして重要なのは
今日自分は何をどれだけできるようになったか
をまとめましょう。あの英単語を覚えた、数学のあの問題は解けるようになった。
模試など月間単位での目標でなかなか成果が出ないと、ネガティブになりがちです。確かに模試の成果も大事ですが、模試で成果を出すためには、日々の小さい成果が必須です。
そして、その小さい成果は、自分にしか見えないし、成長と認めてあげられるのも自分だけです。
「よしよし今日は頑張った、これだけ出来るようになったぞ」
そういう風に自分が自分を認めてあげることで、自然と翌日もポジティブに動けるようになります。
さらに、これが習慣化してくると「今日はいつもより頑張れなかったな、アレが原因かな?明日はしないように気を付けよう」と、努力の障害をポジティブに捉えることができるようになります。
この習慣の素晴らしさは、脳の仕組みと結びついているところにもあります。
1日の最後という一番定着しやすい時間に、その日1日をきちんと振り返ることで1日分の復習をその十数分に圧縮することができます。
これは、私が受験生の時に常に意識していた日課です。高校時代は硬式野球部に所属し、毎日練習とジム通い、合間を縫って東進に来ては帰りの自転車で1日の総復習。習慣化された努力を毎日行っていました。
部活引退後にこの日課は真価を発揮します。1日15時間勉強に使えるようになり、1日の総復習を夜にすることで、時間を倍に増やしたかのような圧倒的勉強量を確保することができ、「この夏で俺以上に勉強したやつはいない」と誇れるくらいの自信もつきました。
そして、部活生という時間的なハンディキャップを負いながらも第一志望の東工大に合格することができたのです。
皆さんは、1日24時間を真に有効活用できているでしょうか?
漠然と大学や将来への憧れはありながらも、本当に努力をできている日々ですか?
誰しも最初の一歩はとてつもなく大変です。でも、その先の習慣化された努力にまで辿り着けば、あなたもポジティブに毎日を頑張れることができます。
今、東進では新年度特別招待講習のお申込みを受け付けています。 3月13日(火)までのお申込みで、最大2講座(1講座90分×5コマ)が無料で受講可能です。
最初の一歩を踏み出したいけどわからない、大変そうだと思う人は、是非町田校に足を運んでみてください。
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お待ちしています。